6月23日は沖縄では特別な日です。
「慰霊の日」です。
この日が近くになると学校は、南部戦跡めぐりをします。
私が去年、初めて学校の行事に参加したのが、一年前の南部戦跡で、
あれからもう一年が経ったのかと思うと感慨深い。
平和記念公園にいき、平和の礎(いしじ)を見た後、
資料館を見学した。
私はもう3回目だが、資料館は毎回新しい知識を得ることができる。
終戦直後、焼け野原になった沖縄の写真をみて、ネパール人の1人が、
「これは何年前ですか?」
ときいてきた。
「約70年前だよ。」と答えると、
「これ、なにもありません。でもいま、たくさん建物あります。すごいはやいです。日本人すごいです。」といった。
その言葉を聞いて、日本人として少し誇りに思ったとともに、
今の我々の生活があるのは、先人たちのおかげなのだと再確認した。
ネパール人は、積極的に質問してきた。
彼らは子供の遺体の写真や当時のボロボロの衣服をじっと見つめていた。
ネパール人の1人の女の子がポツリと言った。
「わたしたちの国も、warがありました。」
いまも世界中で戦争が起きている。
沖縄は、平和や戦争について、考える機会をあたえてくれる。
帰りに、みんなで奥武島にいって天ぷらを食べた。
ねこ可愛かった。