宮崎名物「おぐらのチキン南蛮」

私の地元、大分の隣である宮崎に行くのは、何回目だろうか。

小さい頃に家族でシーガイアにいって、兄貴の結婚式でいって、大学時代映画の撮影でえびの市に行って、思い返せば、結構行っていた。

午前中で仕事を切り上げ、すぐに15分で髪を切り、家に帰り30分で準備して、16:25の飛行機で宮崎空港へ。

17:55

空港に川添が迎えに来てくれた。

「チキン南蛮が食べたい!!」といったら、「味のおぐらチェーン」というファミレスへ連れていってくれた。

中に入って一目で気に入った。

むかしのファミレスだ。オレンジの長椅子に大きなテーブル、天井が高くて、ウエイトレスは昔ながらの衣装。喫煙もオッケーで、出て来た灰皿がまたレトロなオレンジ。

ウエイトレスが、水を持って来てくれた。

川添オススメの「昼でも!夜でも!ランチ」を注文した。ハンバーグ、スパゲティ、エビフライ、チキン南蛮が豪快に皿に盛られ、ライスもついて1360円。

「只今大変こみあっておりまして、少しお時間よろしいでしょうか?」と言われ、待っていると、熱い緑茶が出て来た。

待っている客への配慮だ。素晴らしいサービスだと思った。

10分ほどで料理が来た。びしゃびしゃに甘酢が染み込んだチキン南蛮が来た。これだよこれ、これを待ってたんだ!!私が一番美味いと思うチキン南蛮は、兄貴の嫁が実家に来た時に作ってくれるチキン南蛮(兄貴の嫁は宮崎出身)。それが現れた!

夢中で食べた。夢中になりすぎて、白シャツに南蛮をこぼしてしまった。

「あぁ~」

慌てて、紙ナプキンで拭こうとすると、ウエイトレスがサッとやってきて、「よろしければこちらをお使いください」と新しいおしぼりを出してくれた。私のこぼす様子を見てすぐに対応してくれたのだ。ウエイトレスはお客さんを見ていないようで、見ているのだ。お水も減りそうになるとすぐ汲みにきてくれる。

チェーン店のセルフサービスに慣れている私は、この心配りに感動した。

なんだか暖かくて、懐かしい。

このお店はこの先もずっと愛されるだろう。また来たい。

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