本気で何かに打ち込もうとすると、上手くいかないことがたくさん出てくる。
前までだったら、「ま、いっか」で流していたことも、本気でやってると無視できないのだ。
それをなんとかしようとすると別の問題が噴出する。
だんだん大変になってきて、嫌になって、後回しにする。
以前の私であれば、やる気をなくしてしまった自分を心底嫌いになっていた。
「こんなことでつまづくオレは本当にダメな人間だ」とか「すぐにやる気をなくすオレは一生成功できないクズだ」と自己嫌悪になってた。
「やらなきゃいけない病」になってしまったら、ますますやりたくない。やりたくないと思えば思うほど、やらなきゃいけないという罪悪感が増幅する。負のスパイラルだ。
周りの人と自分を比べて、どんどん自分を嫌いになってゆく。行き場のない負のオーラは吐き出し方もわからず、毎日閉塞感と倦怠感を身にまといながら過ごす日々。繰り返す自己嫌悪・・・
と、数年前まではこんな感じだった
でも今は違う。
やる気がなくなったら、「もう今日はやーらない!」とやりたくない自分を肯定して、一切やらない。
それにより「やらなきゃいけない」義務感を自分の中に発生させない。
次に、やりたくなるように自分を持っていくように仕向ける。
でも、これが難しい。おそらく人によって、自分のやる気を起こさせる方法は様々だと思う。
私も様々な方法を試した。そしてあるひとつの方法にたどり着いた。
それは「やらなきゃ・・・」と思う前に、行動することだ。
思考する前に行動する。
例えば、学生なら、学校から疲れて帰ってきて、
「勉強したくないなぁ」と考え「あ~でもしなきゃいけないなぁ」となるでしょう。
でも、とにかく何も考えずに、歯を磨くように、教科書とノートを開き、鉛筆を握ってみる。
そして、手を動かし一問解いてみる。スタートさえ切ってしまえば、あとは集中していくので、あっという間に1時間立っている。この「歯を磨くように」というところが大切で、つまり「習慣化」することが一番効果的な方法なのだ。自分が後回しにしがちなことをを「歯磨きをする」くらいまで習慣化することができれば、ストレスなく続けられるだろう。仮にやらない日があったとしても、「歯磨き」を1回怠ったくらいでそんなに自己嫌悪にならないでしょう。
とまぁこれは、私が試行錯誤してたどり着いたひとつの方法なので、みなさんも必ず見つけられるはず。
生活は、日々少しづつ変えていける。
考え方によって。習慣によって。
生活が変われば、人生が変わる。
私の経験がひょっとしたら誰かのためになるかもしれない、と思い、
書いたり作ったりしていこうと思う。